妊婦さんの約2%にみられる陰部静脈瘤
陰部静脈瘤は、妊娠を契機に発症することが多い静脈瘤です。
妊婦さんの約2%に認められる、でも実際には治療を受ける人が少ない静脈瘤です。
妊娠中では、大きくなったお腹の圧迫によって骨盤内の静脈が圧迫され、脚や陰部などに静脈瘤が出来やすくなります。
出産後にはきれいに無くなることがほとんどですが、中にはそのまま静脈瘤が残ることもあります。
陰部静脈瘤は女性の陰部(大陰唇、膣近辺)などに発症し、生理のときや排尿の時に疼痛、重い感じがあったり、見た目も悪く 性交時に不快感を感じる人も多いようです。
この陰部静脈瘤は女性だけに現れる疾患というわけではありません。
もちろん男性にも、少数ですが陰茎、陰嚢、会陰部静脈瘤として発症し、少数ですが報告されています。
下肢静脈瘤とは違って、出来ている場所が人にはなかなか見せられない場所だけに、治療することを躊躇していらっしゃる方も少なくないはずです。
お医者様にだとは言え、性器を見せるのは、なかなか勇気が要ることだと思います。
治療は、症状が軽い場合だと硬化療法で消せますが、硬化療法後の圧迫が脚のときのように出来る場所ではないので、上手くいかない場合もあり、単独の硬化療法だけだと再発の可能性が高いようです。
陰部静脈瘤は妊娠ばかりでなく、長い時間の排便姿勢も悪化の原因になりますので、特に妊娠さんは、便秘にならない様に日頃から注意しておきましょう。
その他に、きつい下着や運動不足、長時間の立ち仕事なども陰部静脈瘤を悪化させますので、注意しましょう。
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