静脈瘤に似た症状になることがある、 ネコひっかき病
ネコひっかき病という病気をご存じでしょうか?
猫などを飼っていて、引っかかれた後しばらくして発熱し、リンパ節が腫れてくる病気です。
子猫と遊ぶことが多い子供によくみられます。
このネコひっかき病は、猫に引っかかれるだけでなく、ノミに刺されたりしても感染する病気です。
ネコひっかき病の病原体はバルトネラ菌で、病気の診断がしにくい病気です。
感染すると痛みを伴う数個のリンパ節の腫れが、数日~数か月持続します。
鼠蹊(そけい)部のリンパ節が腫れると、一見静脈炎のような症状になるので、静脈瘤だと思われることもあるようです。
さらには傷口の化膿を伴うこともあります。
また症状が治まっても、1年以上経った後に再発することがあるようです。
ネコひっかき病は、猫以外にも イヌ・サル・からも感染することがあります。
しかし猫は感染していてもほとんど症状がありません。
ただし、症状が出ていなくても バルトネラ菌を保有している猫は、全体の10~15%にものぼります。
猫に引っかかれたりして傷になったり、猫との密接な接触があった後にリンパ節の痛みや腫脹がみられたときには、必ずその事をお医者様に伝えましょう。
特に子猫との密接な接触には注意が必要になります。
免疫機能が低下している人は気をつけて下さい。
ネコひっかき病の猫同士の感染は、猫同士の接触やネコノミの媒介でおこります。
ネコひっかき病の 猫へのワクチンはありませんが、傷を受けた場所の消毒やネコノミを定期的に駆除するのはかなり有効です。
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