喫煙と生理痛との関係
タバコは血流を悪化させ、生理痛や月経前症候群(PMS)といった症状も悪化させることが知られています。
月経前症候群(PMS)は、生理前の1~2週間にさまざまな不快症状が現れます。
それは、イライラするなどといった精神的な症状と、生理痛といった身体的な症状です。
月経前症候群(PMS)は、日常生活に支障がでてしまうほど重い症状のこともあり、これは月経前不機嫌性障害(PMDD)と呼ばれています。
こういった月経前症候群や月経前不機嫌性障害(PMDD)の原因は完全には解っていないのですが、
ホルモンのバランスが関係しているという有力な説があります。
タバコの煙には約4000種類もの化学物質が含まれているそうです。
喫煙することによって、これらの化学物質は体内に取り込まれてしまうのです。
男性の喫煙も、ガンや心疾患など、たくさんの病気になるリスクが高くなりますが、女性の喫煙は男性以上にリスクが高くなります。
女性は、女性ホルモンの関係や男性との体格差といった事によって、男性よりもタバコの煙の影響を受けやすい体質にあるのです。
タバコの煙に含まれている化学物質の影響は卵巣にまで及び、それは下垂体ホルモンの分泌にも影響してきます。
卵巣の中では女性ホルモン、とくにエストロゲン(卵胞ホルモン)が作られています。
作られるためにはホルモンを作る酵素が必要になります。
タバコの成分の多くは卵巣の中にある酵素の働きを低下させてしまうため、女性ホルモンが出来にくくなります。
卵巣で作られたエストロゲン(卵胞ホルモン)などの女性ホルモンは、血液中を介して子宮、膣、肌、骨などに届いて作用してくれます。
女性ホルモンはその途中で代謝を受け、少しずつ働きが弱められていくのですが、タバコ煙に含まれている化学物質の成分は、この代謝を促進させてしまうために、女性ホルモンが早くから働かなくなってしまうのです。
喫煙という悪い生活習慣によって体がストレスを受けると、女性ホルモンのバランスは崩れてしまい、生理痛が辛いものになるのです。
また、喫煙は血管を収縮させ、血行が悪くなるため体の冷えを起こし、さらに痛みが強くなります。
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