よく似た症状の排卵痛
生理と生理のちょうど中間くらいの時期におなかが痛いとか、多少の出血が起こることがあります。
これは排卵にともなう 排卵痛である可能性があります。
排卵は、毎月の生理が始まった日から だいたい約2週間後くらいに起こります。
そのため排卵痛が起きるのも 大体この時期になります。
排卵痛が起きる時期は、おりものの変化でも大体なら判ります。
排卵の時期のおりものは無色透明で非常に粘り気があり よく伸びるようなものなら、排卵が近づいていると判ります。
余談ですが、おりものがこのような状態になる理由は、アルカリ性を好む精子が膣内を上手く進めるようにするためなのだそうです。
膣内を雑菌から守るために酸性の性質をもっているおりものですが、排卵日近くになると、精子を受け入れて受胎を促すためにアルカリ性に変化するのですね。
基礎体温を測っている場合では、低温期から高温期になるときに体温が最も下がる日がありますが、その日の前後が排卵日とされています。
生理痛は生理期間中におこる痛みですが、排卵痛は排卵期におこる痛みです。
排卵痛の症状は、生理痛の症状によく似ています。
排卵痛の原因として考えられている事は、卵胞(卵子が入った卵胞液で満たされた袋)の発育、排卵で卵胞が破れる、排卵時に卵胞が破裂した部分からの出血による腹膜刺激、排卵後に卵胞内に血液が溜まり腫れるためなどです。
排卵の瞬間だけに痛みを感じるのではなく、排卵前から痛んだり排卵後に痛んだりすることがあります。
一般的に排卵痛は軽い痛みが多いのですが、薬が必要になるくらい痛む人もいます。
強い排卵痛の場合、子宮内膜症や骨盤内の炎症が背景にあることもあります。
骨盤内の炎症として有名なのはクラミジア感染症で、重症化すると卵管の機能を傷害して不妊症になることもあります。
子宮内膜症もクラミジア感染症同様に、不妊症の原因になる疾患です。
痛みが強いときは、早めに病院で診てもらいましょう。
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