ヨクイニンでイボを治す


ヨクイニンはハトムギの成熟種子を乾燥して脱穀したものです。

ハトムギは鳩がその実を食べることに由来しているのだそうで、中国・インドシナ原産の一年生植物です。

ハトムギは、漢名を薏苡(よくい)と言っていたのだそうです。

皮付きがハトムギで、皮を取ったものをヨクイニンと呼んでいます。

イボの中でも特に青年性扁平疣贅は、このヨクイニンだけで治る例がたくさんあります。

青年性扁平疣贅以外のイボでも、冷凍凝固療法の補助療法としてヨクイニン内服をすることがあります。

ヨクイニンは昔から漢方生薬のひとつとして、いろいろな漢方薬に配合されています。

漢方では、消炎・排膿・利尿・鎮痛剤として用いられていますし、栄養価も高く 健康茶・水飴・濃縮エキスなどにも利用されています。

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ハトムギにはコイクセラノイドという腫瘍抑制作用がある特有成分が含まれています。

このコイクセラノイドは、イボとりや老化防止に効き目があるといわれています。

また、コイクセラノイドには胃や十二指腸の内壁を保護する働きもあり、潰瘍を予防します。

ただし薬効として効果があるのはハトムギよりも脱穀されたヨクイニンのほうだということです。

江戸中期に活躍した貝原益軒は、自書の「大和本草」の中でヨクイニンが美肌やイボとりに良いと紹介しています。

ヨクイニンを煎じるには、水600~800ccの中に ヨクイニン約10~30gを入れて弱火で15~20分ほど煎じます。

そして、これを1日数回服用します。

ヨクイニンをお粥で食べる場合には、ヨクイニン約60gを一晩水に浸しておき、翌日に粥にして食べます。

ヨクイニンだけでは抵抗がある場合は、白米と一緒に粥にします。

粉末のヨクイニンは、1日2~4gを目安に服用します。

また、イボの部分に水で溶かしたヨクイニンを貼り付けても効果があります。

ただし、便秘・下痢の人や妊婦は服用に注意が必要です。

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