外反母趾との合併もよくみられる足根管症候群(そっこんかんしょうこうぐん)
足根管症候群(そっこんかんしょうこうぐん)と言うのは、ヒールの高い靴をよく履く女性や長時間の立ち仕事をする人に多い症状です。
この足根管症候群は、外反母趾との合併もよくみられ、外反母趾同様に足に合わない靴を履いているということが原因のひとつになっています。
足根管症候群は、内くるぶしの後ろにある足根管という神経の通り道が圧迫されて、圧迫をうけた神経領域への放散痛や異常知覚が現われます。
その症状は足の甲が痺れたり、足の裏が焼けるようなピリピリとした痛みで、夜間や運動時、また特定の型の靴を履いている時によく出ます。
足根管症候群は足骨管内の骨のでっぱりやガングリオン、腫瘍、静脈瘤などが原因で起きることがあります。
そのほかの原因として、ホルモンの乱れやビタミンの欠乏、糖尿病など、内的な要因で発生する場合もありますが、はっきりとした原因がわからないこともあります。
まずは、今まで履いていた靴を見直しましょう。
治療は保存的治療が基本で手術しないことが多いです。
シップなどの消炎剤を貼る、ビタミンB12の内服、低周波電気刺激、足底板の装着などの治療です。
診断的な治療として、ステロイド薬と局所麻酔薬の混合液を患部に注射されると痛みが軽くなります。
また、リハビリテーションで温熱療法や電気刺激療法などが行なわれます。
それでもなかなか治らない場合には、足根管内に注射療法を試みたり、ギプス固定がされることもあります。
こういった治療で良くならない場合や原因が腫瘍(ガングリオンなど)や足首の変形などであれば手術が行なわれます。
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