外反母趾の予防にもなる足底板での保存療法

外反母趾の人の足は、特徴としてほとんどが 疲労の蓄積や加齢などにより、縦のアーチがつぶれた偏平足や横のア-チがつぶれた開張足になっています。

そして、この偏平足や開張足こそが外反母趾の最大の要因であると考えられています。

そのため、この偏平足や開張足のアーチを矯正していくことが治療において最も重要なこととなります。

外反母趾の保存療法には、体操や矯正装具、靴選びと足底板(インソール)などがありますが、これらの保存療法の中でも、最も有効だと言われているのが足底板を用いた治療法です。

足底板は、外反母趾の足で崩れてしまったアーチを下から押し上げ、変形した足を矯正します。

足底板には柔らかい素材が使われていて、痛みのある部分の負担を軽くする事が出来ます。

種類は、靴に敷いて使うタイプと 素足でも対応できるサポータータイプのものがあります。

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治療で装着する足底板(インソール)は、その人にあった形状にしなくてはなりません。

実際には、石膏や特殊なスポンジなどで足の型取りをし、足の縦横アーチを形成するための凹凸の部分を正確に作成します。

また、タコが出来てしまい強い痛みがあるというような場合では、その部位に圧力がかからないようにするための窪みをつけたり、柔らかい素材にしたりと言った工夫を加えます。

このように足底板を用いた治療法では、個々の足の状態をしっかり把握した上でのオーダーメイドが必要になります。

折角オーダーメイドした足底板ですが、実は足底板による足自体の修正が可能なのは12才までだと言われており、残念ながら大人は外反母趾の足自体を修正することが出来ないのです。

足底板を用いた治療法はあくまで保存療法ですので、自分の足に合った足底板を使用しているからといって 外反母趾の足の障害そのものが取り除かれる訳ではないのです。

でもがっかりすることはありません。その人にあった形状の足底板を入れた靴を履くことによって、足の状態をニュートラルポジションにして歩行することが出来るようになるのです。

人によっては足底板の装着により、筋肉が正常に機能するようになったことで筋肉痛になるケースもあるのだそうです。

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