最も多い不整脈、期外収縮
期外収縮は、不整脈のなかでも最も多い不整脈です。
心臓は、規則正しく収縮と拡張をするために、洞結節という場所から心臓自身に向かって電気の刺激を出しています。
ところが期外収縮では、本来刺激が起こるはずの洞結節とはちがった位置から電気の刺激が出されて、本来の心拍が生じる時期よりも早く余分な心拍が現れます。
期外収縮の症状は、何も感じない人が多いのですが、脈が一拍飛んだり、脈が不規則な打ち方をしたり、胸が詰まる感じをもつ人もいます。
そのように異常を感じている時に脈をみると、脈が抜けていることで期外収縮だと判ることも多いようです。
一方、自覚症状が全くなくて、健康診断の心電図で見つかるという人も少なくありません。
期外収縮は、自律神経の異常によって起こることが多いのですが、原因がはっきりしないこともあります。
健康な人にみられる期外収縮では、精神的ストレス・睡眠不足・たばこの吸いすぎ・アルコールやコーヒーの飲みすぎなどが関係している場合があります。
期外収縮は、指摘されていても症状が出ていなければ治療の必要はなく、日常生活にも制限はありません。
ただし不整脈の症状が強かったり、頻拍の引き金になるような場合には治療が必要です。
期外収縮のなかには、その原因が心筋梗塞や心筋症で、危険な不整脈に移行してしまうタイプのものがあります。
期外収縮があると診断で指摘されたら、心臓疾患など重大な病気はないのか、危険な不整脈に移行する可能性がないのか、などきちんと調べてもらったほうがいいでしょう。
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