ペースメーカーが必要な不整脈


ペースメーカーは、心臓の鼓動が途切れたり 一定以上の間隔を超えてしまったりした場合にその状態を察知して心臓に電気刺激を送ります。

ペースメーカーによって心臓は正常なリズムで鼓動するように助けられるのです。

ペースメーカーが使われるのは、房室ブロックや洞不全症候群のような徐脈(脈がゆっくりになってしまう)の起きる人です。

房室ブロックというのは、心臓の刺激伝導システムのどこかに異常が生じて、刺激の伝導に時間がかかったり伝導されなかったりする症状です。

房室ブロックは、刺激伝導システムの障害の程度によって、1度・2度・3度に分類されています。

3度の房室ブロックは、完全房室ブロックといわれ、心房からの刺激が全く心室へ伝わらない状態です。

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洞不全症候群は、心臓の上部にある洞結節といって心臓の収縮を規則正しくさせる本来のペースメーカが悪くなって起きる不整脈です。

洞不全症候群の不整脈にもいろいろな程度の重症度があり、重症な不整脈でなければペースメーカを入れる必要はありません。

心房細動は洞結節が正常に働かず、心房全体が痙攣したように細かく震えている状態の不整脈です。

心房細動の場合は頻脈性の不整脈で、心臓病があったり高齢になるほど増えていきますが原因はまだ解明されていません。

ペースメーカは、こういった不整脈の症状に対して電気的な刺激を加える小さな人工臓器です。

電気の刺激を心筋に作ったり伝えたりして、必要な心臓の拍動数を作り出してくれるのです。

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