精神的な緊張が引き金になる神経性頻尿
頻尿のうちで膀胱炎に次いで多くみられるのが神経性頻尿です。
神経性頻尿では、疾患や異常がみとめられないにも関わらず、頻尿になってしまいます。
精神的な緊張が原因となってトイレが近くなり、これに残尿感や尿意亢進(尿が少したまってもトイレに行きたくなる)などが加わることもあります。
一般的に、排尿には心理的要因が関わってくることが多く、緊張する場面ではトイレが近くなるのは誰でもよく経験することです。
しかし神経性頻尿では、この状態が一過性のものとして終わらずに、トイレが近いことを気にするので余計に頻尿になる悪循環に陥ってしまい、日常生活にも支障が出るようになります。
神経性頻尿の症状は高齢者には少なく、中年から若い人や子どもに多くみられます。
男性の場合では、仕事関係のストレスなどで無菌性の前立腺炎の症状を起こし、神経性頻尿と複合して治療が長引くケースが多く、女性では膀胱炎をきっかけに神経性頻尿を発症するケースが多くあります。
頻尿の他に残尿感や排尿時の不快感・痛みなど、膀胱炎とそっくりの症状が起こりますが、尿を調べても膀胱炎のような尿の異常は認められません。
検査には異常がありませんがむしろ、検査で異常がないことを確認するのが診断になります。
また夜間の頻尿がみられないことや尿意を意識せずに何かに熱中している時にも頻尿がみられない事も神経性頻尿の大きな特徴になります。
神経性頻尿の場合は、膀胱の異常がないので治療の必要はないのですが、膀胱の過敏性をやわらげ余分な収縮を抑える薬が効果的です。
排尿回数に無関心になることがいちばん良いのですが、膀胱の過敏性をやわらげる薬を数週間飲むことで頻尿の習慣が消えるので、薬を中止しても大丈夫な人が多いようです。
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