頻尿や尿失禁になる過活動性膀胱
過活動性膀胱とは不意に尿意をもよおし我慢するのが難しい、トイレが近い頻尿の状態である、急にトイレに行きたくなり我慢できずに尿失禁してしまうといったことがある病気です。
膀胱には、尿を溜める蓄尿という働きや溜まった尿を出し切る排尿という働きがあります。
排尿する時には膀胱壁の筋肉は収縮しますが、畜尿する時には膀胱の筋肉は収縮しないようになっています。
しかし過活動性膀胱になると、尿が少したまった段階で大脳の命令を聞かずに膀胱が勝手に収縮してしまいます。
膀胱が収縮して膀胱内の圧が突然上昇するために、尿が漏れないように意識的に尿道を締めなければならなくなります。
もちろん尿道を締める力が弱ければ、尿失禁してしまうことになります。
膀胱が大脳の命令を聞かずに勝手に収縮する原因には、脳出血やパーキンソン病のような脳や脊髄などの神経系の疾患が原因となる場合や 前立腺肥大症など尿路閉塞のために膀胱が過敏になっている場合などがあります。
過活動性膀胱と似た症状を起す病気には膀胱がんや前立腺がんなどもありますので、これらの病気でない事はあらかじめ調べておく必要があるでしょう。
また若い人では、原因が見当たらない場合もあります。
日本人では、810万人(人口の12.4%)もの方が過活動性膀胱を患っていらっしゃるという疫学調査があるように多くの人が悩んでいる意外とポピュラーな病気なのです。
過活動性膀胱は加齢に伴い増加していき、男性の方がやや多いのですが、尿失禁を伴う重症例は女性で高齢になるほど多くなっています。
女性は男性より尿道が短いために 膀胱の筋肉が突然収縮すると、尿道を締める力では抑えきれずに失禁してしまいます。
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